公開日:2026.04.02(更新日:2026.04.02)

戸建て住宅の給湯配管を銅管から架橋ポリエチレン管へ一部修繕!施工事例とメリットを解説Blog

戸建て住宅で長年使用されている給湯配管の「銅管」。耐久性に優れている一方で、築20年〜30年以上の住宅では劣化による水漏れトラブルが増えています。近年では、劣化した銅管の一部を「架橋ポリエチレン管又はポリブデン管(樹脂管)」へ交換する修繕方法が注目されています。

このブログ記事では、実際の施工イメージをもとに、銅管からポリ管へ一部修繕する工事の流れやメリット、注意点について詳しく解説します。給湯配管のトラブルでお困りの方や、予防的なリフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。


■ そもそも給湯配管(銅管)とは?

給湯配管とは、給湯器で温められたお湯をキッチン・浴室・洗面所などへ送るための配管です。従来の戸建て住宅では、耐久性や加工のしやすさから「銅管」が広く使用されてきました。

銅管はサビに強く長寿命とされているものの、長年使用することで以下のような劣化が発生します。

・ピンホール(小さな穴)の発生
・腐食による肉厚の減少
・接続部分のゆるみや劣化
・水質による内部腐食

こうした劣化が進行すると、水漏れや給湯圧力の低下などのトラブルにつながります。


■ 給湯銅管の劣化によるトラブルとは?

築年数が経過した戸建て住宅では、以下のような症状が発生することがあります。

・キッチンや浴室でお湯の出が悪い
・床下や壁の中から水の音がする
・配管付近に青いサビ(緑青)が発生している
・天井やクロスに水染みが出ている
・水道料金が急に高くなった

これらは、銅管内部の腐食やピンホール(微細な穴)による水漏れが原因であるケースが多く、早急な対応が必要です。


■ ポリ管(架橋ポリエチレン管)とは?

今回の工事で使用したのは、現在主流となっている「ポリ管(架橋ポリエチレン管)」です。

ポリ管の特徴は以下の通りです。

・サビや腐食が発生しない
・柔軟性があり施工性が高い
・地震などの揺れに強い
・軽量で取り回しがしやすい
・長寿命

これらの特性により、近年の新築住宅やリフォームではポリ管が主流となっています。

部分修繕でもこのポリ管を使用するケースが非常に増えています。


■ 銅管からポリ管への一部修繕とは?

「一部修繕」とは、水漏れや劣化が発生している箇所のみを切断し、新しい配管へ交換する工事です。すべての配管を交換する全面リフォームと比較して、費用や工期を抑えられるのが大きなメリットです。

今回の施工では、床下にある給湯銅管の一部にピンホールが発生しており、その区間をポリ管へ交換しました。


■ 実際の施工の流れ

銅管からポリ管への部分修繕は、以下の手順で行われます。

  1. 現地調査・漏水箇所の特定
    専用機器や目視により、水漏れ箇所を正確に特定します。
  2. 作業箇所の確保(床下・点検口など)
    必要に応じて床下に潜り、作業スペースを確保します。
  3. 劣化した銅管の切断・撤去
    問題のある銅管部分を切断し、取り外します。
  4. ポリ管の設置・接続
    新しいポリ管を設置し、専用の継手で既存配管と接続します。
  5. 通水・圧力テスト【部分修繕】
  6. 劣化や破損が確認された一部分のみを切断・交換する方法です。比較的軽度なトラブルに適しており、費用も抑えられます。
  7. 【全面交換】
  8. 建物全体の配管を新しいものに交換する方法です。築年数が古い場合や複数箇所で劣化が見られる場合に推奨されます。
  9. 部分修繕は、コストを抑えながら迅速に対応できる点がメリットですが、他の箇所も同様に劣化している可能性があるため、長期的な視点での判断が重要です。
    水漏れがないかを確認し、正常に給湯できるかテストします。
  10. 仕上げ・復旧
    周囲を元の状態に戻して作業完了です。

※配管の長さや作業環境、使用する材料により作業内容は変動します。


■ 銅管の部分修繕とは?全面交換との違い

給湯配管の修理には大きく分けて「部分修繕」と「全面交換」の2種類があります。

【部分修繕】
劣化や破損が確認された一部分のみを切断・交換する方法です。比較的軽度なトラブルに適しており、費用も抑えられます。

【全面交換】
建物全体の配管を新しいものに交換する方法です。築年数が古い場合や複数箇所で劣化が見られる場合に推奨されます。

部分修繕は、コストを抑えながら迅速に対応できる点がメリットですが、他の箇所も同様に劣化している可能性があるため、長期的な視点での判断が重要です。


■ 部分修繕のメリット・デメリット

メリット
・費用を抑えられる可能性がある
・比較的短時間で施工完了するケースが多い
・必要最小限の工事で済む
・修繕した箇所のみに限って言えばポリ管により耐久性が向上

デメリット
・他の箇所も将来的に劣化する可能性が高い
・全体の配管寿命が揃わない
・複数個所の漏水の場合は追加修繕が必要になるケースもある

そのため、築年数が古い場合は、将来的な全面交換も視野に入れた判断が重要です。


■ こんな方におすすめ

銅管からポリ管への一部修繕は、以下のような方におすすめです。

・突然の水漏れをすぐに直したい
・費用を抑えながら修理したい
・とりあえず応急処置ではなくしっかり直したい
・配管の一部だけ劣化している


全面更新工事のメリット

給湯配管をポリ管へ全面更新することで、以下のメリットがあります。

・将来的な水漏れリスクの大幅低減
・長期的なメンテナンスコスト削減
・住宅の資産価値向上
・安心して長く住める環境の確保

部分修繕を繰り返すよりも、結果的にコストパフォーマンスが良くなるケースも多いです。

注意点・デメリット

一方で、以下の点には注意が必要です。

・初期費用が高額になる
・施工中は一時的にお湯が使えない
・点検口の設置が必要な場合がある

しかし、これらは事前の計画や業者との打ち合わせにより、最小限に抑えることが可能です。


■ 今後のトラブルを防ぐために

部分修繕を行った後も、定期的な点検やメンテナンスが重要です。

・5〜10年ごとの点検
・異音や水圧変化のチェック
・他の配管部分の劣化確認

また、将来的にはすべての給湯配管をポリ管へ更新することで、より安心して長く住み続けることができます。


■ まとめ

戸建て住宅における給湯配管のトラブルは、放置すると大きな被害につながる可能性があります。特に銅管の劣化による水漏れは、早期発見・早期対応が重要です。

銅管からポリ管への一部修繕は、コストを抑えながら耐久性を向上させる有効な方法です。水漏れや劣化が気になる場合は、専門業者による点検を受け、最適な修繕方法を選びましょう。

安心・快適な住環境を維持するためにも、給湯配管の見直しをこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。


最後に

今回は水道局より漏水指摘をうけた戸建てのお客様からのご依頼で、給湯バルブの閉栓や音聴調査により給湯管の漏水が確認出来ました。

こちらのお宅は床下に潜れる点検口が設置されていたため床下を確認したところ、台所蛇口系統につながる銅管で漏水を発見しました。

床下の高さも比較的スペースがあるお宅でしたので、漏水箇所のみの部分修繕と全面的に給湯管を新しくする工事のメリットデメリットを説明し、今回は部分的に修理することになりました。

それにしても既存管の保温材を剝がしたら結構腐食が進行していたので、あまり腐食していない綺麗な銅管の箇所を見つけ出すのに思いのほか苦労しました。

給湯管漏水だけではなく給水管漏水修繕も対応しておりますので、どんな小さなお困りごとでも結構です!!!いつでもお気軽にお問い合わせください。

今後も皆様からの様々な依頼やお困りごとにお応えできるよう日々精進してまいりますので、引き続きよろしくお願い致します。

お問い合わせ/ Contact

水回りのトラブル、リフォーム時の
水回りのご相談、定期検診など
いつでもお気軽にご相談ください。

弊社ではお客様からの信頼を最優先に考えておりますので
お客様がお見積りを確認後、了承頂いてからの作業になりますのでご安心下さい。

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム

お急ぎの方はお電話から

03-6754-8411